テ・ポロハウ長老が教える 自分の龍と繋がる方法 〜最後のドラゴン使いが “本当の自分に帰る” という意味〜
- Posted by cosmicstars
- On October 12, 2019
- ドラゴン, ワイタハ, ニュージーランド, スピリチュアル, アセンション, ヒーリング, シリウス, 龍
ニュージーランドの先住民、ワイタハ族の祭祀であるテ・ポロハウ長老。彼は最後の「マジック・ドラゴン・スクール」の生徒であり、ドラゴン・ケアー・テイカー(龍のお世話をする人)で、ご存知の方も多いでしょう。そんなドラゴンと深く関わりを持つ彼に、生い立ちからドラゴンと繋がることなどを伺いました。
ワイタハ族 祭祀
テ・ポロハウ・ルカ・テコラコラ
(Te Porohau Ruka Te Korakora)
生まれてすぐ祭祀になるために祖父母に引き取られて3歳の頃に聖なる洞窟で地中の中に3日間閉じ込められる ”リトル・デス” というセレモニーを受ける。その影響で類まれな能力とパワーを身に付ける。また、生物や化学にも長けており、大学で伝統を教授している。
長老の家系はルカ(イルカ)の種族でもあり、古くからイルカやクジラとも共存していて、その伝統を受け継いだ水のセレモニーやヒーリングを得意とする。
長老の家系はドラゴンと深く関わりがあり、古くから伝わる「マジック・ドラゴン・スクール」の最後の生徒である。若い世代に伝統を伝えながら、2011年より毎年来日して日本全土を回りながら祈り、人々の意識に働きかけている。
長老にとってのスピリチュアル的な目醒めについて教えてください
私はスピリチュアル的な目醒めというものを体験したことはありません。私は幼い頃から、そういう意識とともに育ちました。ただし、小さい頃に祖父や祖母達に選ばれて、特別な儀式、リトル・デス(小さな死)と呼ばれる儀式を経験したことが、あえて言うならば自分にとってのスピリチュアル的な目醒めだったのかもしれません。それは部族に伝わる伝統的な儀式で、私たちが特定の年齢になったときに洞窟の中で行われ、現実世界が神秘的であるということを体感するのです。満月の前の三日間に渡って行われ、満月の後、洞窟から外に出されると、彼ら(ドラゴン)は私にメッセージを伝え、抱擁するんです。
それはあなたが何歳のときに行われたのですか?
私が、3歳、13歳、33歳のときです。
3歳のときの儀式の記憶を覚えていますか?
はい、鮮明に。そのとき、彼らが自分に歌やストーリーを教え始めたときでした。
どういう風に感じましたか?
どういう風に感じたかは覚えていませんが、ただそういう体験をしたということです。
あなたは、ドラゴンと繋がっていることで有名ですよね。ドラゴンがあなたにいつもメッセージを送っているのでしょうか
それは(ドラゴンと繋がっているのは)常に私の生活の一部なんです。いつスタートして、いつ止まっているのかも分かりません。いつも一緒にいるんです。そして、私はそのメッセージに感謝しています。なぜなら、そのメッセージは大切なことを教えてくれ、私たちを助けてくれるからです。ワイタハの民、淳子さんや彼女の家族、ロイに岡野さん、全ての家族、そして今はあなたたちをも助けてくれています。だから私は幸せです。
あなた(インタビュアー)がこのインタビューの話を初めに依頼していただいたとき、すぐにお返事をすることができなかったんです。なぜなら私は、あなたの他にもう一人(CosmicStarsスタッフ)いるということをドラゴンがメッセージで伝えてきていたからです(この日のインタビューはCosmicStars編集部2人で伺ったのですが、私たち二人の龍がともに繋がっていて、彼らと会話をしていたということでした)。私はただここに集まって、座って、メッセージに耳を傾けていれば、あなたたちのリクエストは完了するということでした。なので何が始まったのかは分かりませんが、常に私はそのようなメッセージに従って動いていて、それが私の人生そのものなのです。
ただし、残念ながら私は、お金を稼ぐためにこの頂いた能力を使うことはできません。宝くじのナンバーを当てることも、どの馬がレースに勝つのかも、どのスロットマシーンがジャックポットを出すかも分からないのです。そういうことに能力を使うことは許されていません。でも私は幸せです。人生を通して、たくさんの人に出逢うことができますから。
あなたの笑顔とハグは人々をハッピーにしますね
そう願っています。なぜなら私はみなさんが変わっていくのを見るのが好きだからです。
以前こんなことがありました。宮島に行ったとき、ベンチに座っていた女子大生にハグをしたのです。なぜなら、彼女が龍にグルグル巻きにされていて苦しそうだったからです。そうしたら、彼女も私にハグをしてくれました。
人々が私にハグをするとき、彼らのドラゴンが私のドラゴンに話しかけてくるんです。彼らは、病気だったり、何か問題を抱えていたりするので、私はとても悲しくなります。だからそんなときは、私は彼らをハグして短い時間で癒すのです。
どんな風に見えるのですか?
私には彼らのマインドが見えます。そして、彼らのドラゴンが私に話しかけてくるんです。
私たちのドラゴンは見えますか?
もちろん。だから私はここに招待されたのです。
あなたが常に行っているスピリシュアルな習慣を教えてください
特にありません。ただ早起きをします。そして鳥が朝鳴き出すような感じで、大きな音を立てます。そしてお祈りをします。その後、病気でいる人々や何かを必要としている人のためにドラゴンたちにお願いするんです。一日を通したり、または一晩中に渡って。ときどき、仕事をする時間がほとんどないときもありますが、私にはやるべきことがたくさんあります。ちなみに私は天台宗の僧侶です。
僧侶になったのは、私の父が1928年に日本にいて、叔父とともに教会を運営していたのがきっかけです。彼は信仰を広めるために日本にやってきたのです。そしてホーリネス教会の祭司である中田氏に会いました。
それが私のヒストリーです。父は自分の息子の中の一人が日本に戻ってきて、天台宗僧侶になると誓ったのです。
それで私が二度目にここに戻ってきたときに「私は、天台宗僧侶になる必要があります」と、淳子さんに伝えると、ご縁があった名古屋の妙乗院で得度をすることになりました。それが、私の僧侶としての始まりで、髪を剃って、修行をし、今は七年目になります。
それが私のゴールデン・ドラゴンとの修行と仕事に集中させてくれました。
私のお坊さんの名前は銀龍です。なぜなら私の祖父が私のことを、”リトル・シルバー・ドラゴン”と呼んでいたからです。
実は二度目のリトル・デスの儀式のときに、私の髪の毛全てが白髪に変わったのです。そして少しずつまた黒く戻っていったのです。その白い髪からグレーまたはシルバーに変わったとき、祖父は私を”リトル・シルバー・ドラゴン”と呼んだのです。”ポロハウ”という名前は、本当の名前のショート・バージョンでなんです。
地球を助けるために、私たちにとって重要なことは何でしょうか?
私は地球のことを心配していません。なぜなら私の祖父は「マザーアースは、私たちが彼女に何をしようとも、間違いなく美しい姿で戻ってきます」と、言っていました。なので私の重要な使命は多くの人を目醒めさせ、祖先達と話を始めることです。もし、あなたがドラゴン・ファミリーの一員なら、ドラゴンを見つけてください。誰が自分のドラゴンなのか、何があなたのファミリーネームなのか。それが、私がこの日本に来ることが好きで、あなたの名前が書いてある名刺を見るのが好きな理由です。
なぜなら日本人の名前は、とてもとても神聖なんです。その中でも侍が人々につけた名前があること。もちろん、自分自身でつけた名前もありますが。だから、とても興味深いんです。名前はとても神聖です。
ワイタハ族の方々と日本人は、何か特別な繋がりがありますか?
はい、私たちはシリウスに属するファミリーであり、ドラゴンに関わりがあります。また、ワイタハの民は特に昔、日本に住んでいた部族と関わりがあります。一部の人々はこの部族を縄文人と呼びます。一部の人々はそれを様々な別の名前でも呼びますが、私たちは今までいた全ての種族に関わる同じ祖先を持っているんです。それは自然なんです。
私たちは昔、特別な ”ワカ(カヌー)”で移動していました。例えば二週間ここにいて、二週間半でアメリカにワカで行くというような特別な方法があったのです。
私たちのような先住民を時代遅れと考える人々や欧米人と、それに影響されないでいる私たちの間に少しのボーダーがあるだけなんです。
まだ目醒めてない人々に何かメッセージはありますか?
私は出来るだけそういう人たちに会って、”誰の話にも耳を傾けず、ただ本当の自分を思い出して” と言いたいのです。誰の話も聞かずに、ただ静かな場所を見つけ、自分の記憶を思い出し、本当の自分に戻っていくだけでいいのです。
もしあなた達が、ドラゴン・ファミリーに属しているなら、彼らに耳を傾け、話を聞いてみてください。
シリウスは、どんなところなのか教えてください
宇宙がどんなところか限られた知識しかないのですが、私の祖父母、曾祖父母は、それぞれのシリウスの話をします。
異なったシリウスの出身だからということもありますが、とてもとても長い魂の旅で、それぞれが経験してきたことは異なっているからです。私は、ずっとこういう話を人々にすることを恐れていました。なぜなら今までは誰も目醒めていなかったから。でも今はあなたたちのような若い方が目醒めています。あなたはとても良い質問をしてくれました。そして私は長老として、できる限り正直にお答えしなければいけません。
シリウスは今の日本と似ています。沢山のビルが立ち並ぶ日本は、とてもシリウスに似ています。だから私は日本に来るのが好きなんです。
あるとき高速道路を走っていて、トンネルを通過するときに、私は「これは凄い!! 」と興奮しました。なぜなら祖父が言っていた記憶の風景が蘇ってきたからです。思わず「ここで停まってもらえますか?写真を撮りたいんです」と言ってしまったほどです。
私は日本を旅することで、祖父の記憶を垣間見ることができるんです。現代人が普段走っている高速道路、これこそが、私たち祖先が見ていた風景なのです。なのでシリウスはここにあると言えます。また、日本の数学的マインドは、ドイツの考え方と同等なんです。その両方が、マザーシップの構築を支援していて、”母なる大地”のようなそのシップを再構築しています。
彼女は何千キロメートルを1分で移動します。エンジンは持っていません。どうやってそれが可能かって?それは、私が追いかけている一番美しいミステリーの一つです。そしてそれがいつも私のマインドに出て来るんです。
もしあなたが自分の子供たちにシリウスがどんなところか説明したかったら、日本に連れてきたら良いと思います。また、メンタル・テレパシーを使っていたことを思い出すことが、その感覚を思い出すプロセスだと思っています。私は私のドラゴンと話し、あなたたちのドラゴンの言っていることを通訳することをメンタル・テレパシーと呼んでいます。自分の中のドラゴンを座らせて、五次元の感覚を養ってみてください。
私は、自分のマインドにドラゴンを感じたことがありません。
なぜならあなたはとても素敵な心を持っていますが、インナーマインドやハートやスピリットから離れているからです。あなただけではなく、多くの人があなたのようにその自然な感覚から離れています。もしあなたがあなたのドラゴンと繋がろうとするなら、まずあなたがあなたの心を理解し、本当に必要な良い質問をして、自分の心を利用しようとする人たちから守ってもらえるようにお願いしてください。
もしあなたの運命を達成したいのであれば、あなた自身が、ドラゴンがギフトを与えたくなるような価値のある人になる必要があるんです。
あなたたちには美しいドラゴンがついています。それに気がついて、彼らに話しかけてみてください。
インタビュー・編集 : 小泉いな子
イラスト : ドラゴンアーティスト・ジラゴン