並木良和が教える 誰にでもできる統合の方法 〜今最もスピリチュアル界で輝く彼に緊急取材!〜
- Posted by cosmicstars
- On July 23, 2019
- 並木良和, 統合, スピリチュアル, アセンション, ヒーリング, リーディング, アセンテッドマスター
苦しくて手放したい感情や、辛い思い出などを手放すメソッド、統合の方法を広めたり、宇宙パワーの取り入れ方、アセンションを迎える今をどう生きるか、など、人々の目醒めをサポートするスピリチュアリストの並木良和さん。現在、彼のワークショップは人気が高すぎて参加するのが難しいほど、たくさんの人々の支持を得ています。そんな超多忙の彼にスピリチュアルへの目醒めから統合まで、様々な内容をインタビュー。日本で最も話題のライトワーカーの言葉にはまぶしいほどの光が宿っていて、たくさんの気付きを与えてくれます。
スピリチュアル・カウンセラー/作家
並木良和 (Yoshikazu Namiki)
幼い頃よりサイキック能力を自覚し、高校入学と同時に霊能力者、船越富起子氏に師事。大学卒業後、整体を学び整体師として働く。その後、神界・天使界の導きの元2006年から本格的にスピリチュアル・カウンセラーとして独立。現在、個人セッションを行いながら、ワークショップや講演も開催している。日本全国に7000人以上のクライアントを抱える、人気のカウンセラー。2015年2月、風雲舎より第一作目となる『ほら 起きて!目醒まし時計が鳴ってるよ』を出版。
並木さんにとってのスピリチュアルな目醒めを教えてください
僕は ” ハッ! 目が醒めた ” っていう感じではなくて、小さい頃から(スピリチュアルな世界にいるのが)普通でした。だけどTVや雑誌で、『スピリチュアルな世界』って感じの特集が組まれると、” あれ、スピリチュアルな世界って、普通の世界じゃないんだ ” ってことに気づいたのが物心ついた頃だったんですね。だから僕にとってはずっと普通のことだったので、まったく特別感はありませんでした。
ただ、本当の意味で急激に意識がシフトしたのが小学4年生のときで、『ウォークイン』を体験したのです。『ウォークイン』とは、通常は霊的な次元での同意のもと、自分の魂と他の存在の魂が入れ替わることをいいますが、僕の場合には、自分のハイヤーセルフの一部が僕の人格の一部と入れ替ることで、大きな霊的気づきが起こり、封印されていた記憶が蘇る体験をし、目醒めのプロセスが加速し始めました。そこからどんどんスピリチュアルな世界を探究するなか、僕は自分の師を求めたのです。あるとき、霊能者の船越富起子(ふきこ)さんの写真を本で見たとき、“ 彼女に会わなければいけない ” と強い衝動を感じたのです。そこから師に会えるまでに時間があったんですけど、それまでに自分なりに探究を進めていって、高校一年の春、15歳のときに彼女の門下生になりました。それがまずは、大きなきっかけです。でも既に小学4年生のときには霊能者になることを決めていて、毎晩夜寝る前に “正しい生き方を心がけますので、どうか人を助けられる霊能力を授けてください ” って毎日祈っていました。そんな、ちょっと変わった子だったんです。
並木先生はどういう存在からメッセージを受け取っていますか?
存在は多岐に渡っています。日本の神々もそうですし、西洋のいわゆるアセンデッドマスターもそうで、特定の存在とのみコンタクトを取るということはありません。ただ強いて言うなら大天使ミカエルで、彼は僕が幼い頃からずっとそばに居てくれた存在です。でも、実際には30歳近くになるまで気付かなかったのです。僕はスピリットガイドなどの存在は確認できていたんですけど、天使という存在は自分にとってメルヘンチック過ぎて敬遠していたのです。でもそれには意味があったということが後からわかったのですが・・・。とにかく、そんなこんなでミカエルが常に側にいてサポートしてくれていました。
今では、あらゆる存在とコンタクトを取っていて、具体的に言うと日本の神々であれば、最近では特に瀬織津姫という宇宙をまたにかけて働くような女神さんと太陽神であるニギハヤヒノミコトが主にコンタクトを取っている存在になります。その他にも、スクナビコナの神(日本神話に登場する医薬の神)や、アメノミナカヌシの神(古事記に登場する宇宙の最高神)ですね。また西洋で言えば、アセンデッド・マスターであるセラピス・ベイ(エジプトのアセンションを司る)やジュワル・クール(チベットの高僧で調和を司る)そして、ロード・メルキゼデク(イスラエル統治前のエルサレムの王)やエルモリア(創造の第一光線を司る)、そしてクツミ(創造の第二光線を司る)、そういったいわゆる神智学と言われる学問の中に登場する存在たちを含めたマスターたちとはほぼコンタクトをとっています。あとはイエス・キリストやマグダラのマリア、そして聖母マリアといった、一般的には宗教と関連づけられる存在とも垣根がないですし、キリスト教だけではなく、シヴァやクリシュナ、そしてガネーシャなどのヒンドゥー教の神々を含め、あらゆる存在たちとコンタクトを取ります。そのときそのときに必要な神々やマスターたちがやってきて、その場にいる人たちのエネルギーを読み、必要であれば彼らからのメッセージを僕が伝えるんです。
他にもアシュタール(11次元のアセンデッドマスターであり宇宙連合の司令官)は特に最近よくコネクトします。僕からではなく、彼らの方からコンタクトを取ってくる場合は “ 誰? ”と尋ねることで、“ アシュタールが来ている ” とか、“ ヨガナンダ(インドのヨガ指導者)がやってきている ”というように、サイキックな感性を通して知覚することができるんです。わかりやすくいうと向こうの世界は宗教とか国という分離はなく、本当に調和の中で繋がり協働しています。そして僕自身がオープンで無頓着なので、全然拘っていないのです。
また存在たちの中には名前を伝えてくる者もいれば、僕が波動から、感知することもあります。それには“霊知”という力を使うのですが、これはサイキック能力の一部で、知識がなくて知らないことでもこれは何かと聞かれれば、答える事が出来るのが霊知です。つまりアカシックレコード(原始からのすべての事象、想念、感情が記憶された世界記憶の概念)などの情報源が宇宙には存在していて、そこからダイレクトに答えを受け取る能力なのです。これによって波動を感知したときにこれはクツミであるとかメルキゼデクであるとかが分かります。僕に霊能力の使い方を教えてくれたのはもちろん師匠なんですけど、コントロールする術からもっとそれをどう発展させるかを教えてくれたのは僕の天使たちです。それによってコントロールすることが出来るようになりました。
並木先生がしているスピリチャルな習慣を教えてください
何をおいても僕たちは “ クリアリングをして波動を上げていく ”ことが優先事項になります。自分の波動を上げさえすれば本来の自分に繋がって必要なことを思い出し、知る必要のあることは知ることが出来るからです。
簡単にできる波動の上げ方は水を飲むときにそれがヒーリングウォーターである、と意図して飲むこと。もっと言うと、グラスに青白い光のヒーリングエネルギーが満ちているイメージや聖母マリアの像(姿)がグラスに重なっているのを30秒ほどイメージします。そうすると、例えば聖母マリアの癒しのエネルギーが水に転写されるんです。聖母マリアのエネルギーが転写されたお水を飲むことで身体中の全細胞が癒され活性化します。もしくはセント・ジャーメインの紫の炎でグラスを包みこめば、その浄化のエネルギーが身体中にいき渡ることになります。
こんな風にちょっとした意図を働かせてクリエイティブにイマジネーションして彼らのエネルギーと交流しながら違いを創る遊び感覚も大切なのです。同様に、シャワーを浴びるときに “ これは浄化の光のシャワー ” だと意図して各チャクラに当てていくのも良いでしょう。僕たちの想いの力ってすごいパワーがあるので、意図が明確になりさえすればあらゆることを起こすことが出来るんです。
食事のときも、食べ物を自分の波動まで引き上げて食べると意図します。自分の波動と食べ物の波動が一致していないと不具合を起こすことがあるからです。さらに、必要な栄養素だけを取り入れて、必要じゃない栄養素は地球に返すことを意図するだけで、食べ物の吸収のされ方が変わり始めるのです。これらは誰にでもできます。要はどれだけ習慣に出来るかなんですよね。
他にも、日常を使って波動を上げるには、電車、車、飛行機などの乗り物に乗るときに、まず自分がこの乗り物を降りたら、今まで到達したことのない高い次元に降り立つ、と意図して乗るんです。そうすると本当に僕たちは移動している間に光のトンネルをグーッと通り抜け、実際、乗り物から降りたときには全く違う次元に立つことになるんです。こういうことの積み重ねが僕たちの波動を上げ続け、いつの間にか本質に繋がって意識の反転を体験します。
でもみんな、こうしたことを深いところでは知っているんですよ。だからこれらは実は新しい情報などではなく、本当は知っていることを例えば僕というシンボルを通してもう一度気づかせているだけのことなんです。みんな知っていますよ。だってみんな本来は高い周波数の光の存在なのですから。
目醒めの段階について教えてください。統合を進めていくと、自分は今どの段階にいるのだろうと知りたくなります
統合を進めていくと今自分がどの辺りにいるのか知りたくなる気持ちはわかります。大なり小なりみんなそうです。ただ、「自分がどの段階にいるんだ」って評価すること、これが実は “ 眠り ” なんです。他と比べる“ 評価 ” イコール “ 眠り ” のスタンスです。比較とは分離から生み出されるものですから。なので、まずそうした意識が出でくるときは“何でも評価しようとする習慣を手放す”ことです。すぐに自分を数値で計る習慣を手放すだけで、その人はまた一歩、目醒めに向けてシフトすることになります。
それに、目を醒していくことに終わりは無いのです。どこまでも目を醒し続けていくことができるのです。僕たちの本当のゴールは大いなる、一つなる源に再び統合されていくことですが、もしくは融合されること。だけど、ここにいくまでには、気が遠くなるほどの段階が何段階もあるので、目醒めることを決めて、あとは気長に楽しみながら、その流れに乗っていけば良いのです。そして、波動が上がれば上がるほどに自分の認識力も感性も拡大して、様々なことがわかるようになり、人生のカラクリが透けて観えるようになるのは、とても豊かなことなんですよね。“ わー、こんな風に眠ってたんだ ” 、っていう、その眠り方まで透けて観えるわけです。
これは楽しいですよ、だって本当の自分を憶い出していく旅ですから。この地球という海に入ってくるにあたって僕たちは軽すぎて潜れなかったから、重いウエイトをがっつりくっつけて、深く深く沈んだわけでしょ。だけど目を醒ましていくときには逆に、それを持っていることに気づいたら、この重しを一個一個外していきながらただ浮上していくだけで、それ自体は何も難しいことではないんですよね。だから、僕の教えている統合というのはこの重しをどうやって外していくかという、“ 外し方 ” を教えています。
何世紀も使ってきた、この地球の周波数と呼ぶ重しは、何層にもわたって存在し、みんな誰もが沢山の重しを抱えているので、そう簡単に全てを手放せるものではありません。でも日常を使って、不安や怖れという重しに気づくたびに、手放していけば、意識はどんどん軽やかになり、本来の自分に繋がっていくことになるのです。それは、本当にエキサイティングな旅で、僕たちは、どこまでも「その先」へ行くことができるのですから。
目醒めはじめたばかりの人たちにメッセージをお願いします
「決して焦らないでください! 」ということです。“ 目醒め ” と “ 焦り ” というのは全く真反対です。焦りは、眠っていればこそ体験できた地球の周波数のことですが、本来の僕たちには永遠の時間があるので焦りなんてないのです。だけど、この地球には時間とういう概念から限りを意識し、そこから焦りが生まれます。でも僕たちは、その “ 限り ” を体験したかっただけなのです。だからこれを手放せたら目醒めは加速して進んでいくことになります。簡単なんですよ、本当に。
決して “ 難しいこと ” だと思わないでください。もっと言えば、“ 目を醒ますこと ” の方が “ 眠る ” ことよりもはるかに簡単です。あれだけ高い意識で、何でもでき、やれ、何にでもなれ、叡智に満ちた僕たちが、まるで力がないかのような、何もわからないという意識状態まで波動を落とし、全てを忘れ去るのは、並大抵のでことではなかったからです。だから僕たち地球人って、実はすごいんですよ。他の宇宙種族たちに、自慢ができるくらいにすごいんです。他の種族たちは、僕たちに「どうやってそんなに深く眠れたの? 」って聞いてくるんですよ、本当に。だって眠ったことすら忘れちゃってるわけですから。だからそこから目を醒していくっていうのは今までのように、眠るためにくっつけてきた重しを、使うのではなく手放すことで、ただ本来の自分を憶い出すだけですから、本当は簡単なんですよ。
先日、ワイタハ族のテ・ポロハウ長老と会ってどう思われましたか
長老も彼なりの道でこの地球の変容をサポートするために尽力されてきていて、僕も自分の道でそれをやってきたわけですけど、その彼と出会うことによって簡単に言うと化学変化、アルケミーですよね、錬金術的な変容を起こしてスイッチが入ったと感じました。それぞれが違う道で進めてきたことが一つに融合してスイッチングされたというか。本当にここから地球は大きく変わっていくことになるし、もちろんそのプロセスの真っ最中ですけど、それがよりパワフルに加速していくんだと感じました。
※6月20日新宿で行われた『世界の長老と叡智を分かち合うワークショップ』でニュージーランドのワイタハ族テ・ポロハウ長老と並木さんは初対面し、シリウスとドラゴン繋がりですぐに打ち解けて意気投合したという。このワークショップの様子は、後日ご紹介します。
どんなことをお話しされましたか
あんまり時間がなかったので短い時間でしたが、長老との繋がりを深く感じるということを話しました。僕と長老のドラゴンが交流をしているということや、僕にはゴールドの龍が、そして長老には銀の龍がつくことで、方向性は同じでも違った角度のアプローチをしている、というような話だったりとか。でも何よりもやっぱり懐かしい旧友と出会ったみたいなそんな感覚なんですよね。それを長老も感じていて、出会いが本当に祝福されていて嬉しかったと仰っていました。お互いシリウスとの繋がりも強いですしね。
シリウスの話を聞きたいです
シリウスって、ちょっと答えになっているかわからないんだけど、魔法の次元というか世界なので、魔法学校が存在するのね。ちなみに『ハリーポッター』ってシリウスから情報をチャネリングして作られたんですよ。僕にとってシリウスっていうのは魔法の王国で、自分の中にある記憶も本当に魔法の世界。だから僕が “ どうしてここ(地球)で魔法が使えないのか ” 、とか “魔法を使っている体感がリアルに残っているのにどうして力が発動しないんだろう ” というジレンマを感じるわけですよ。でも、あの世界は本当に存在していて、ただの想像の産物ではないのです。
夏至が終わって今私たちが次に向けてするべきことは何ですか ?
まず夏至を過ぎたら “ 目醒めのゲート ” が閉じ始める春分まで、時間はものすごいスピードで過ぎていきますので、“ 自分軸から決してずれない ” ということを意識し続けることがとても大切です。なぜなら、列車の上に乗っているのを想像してもらって、その列車がものすごいスピードで進んでいったら、本気でしっかりつかまってないと振り落とされちゃうでしょ?だから自分の軸にしっかり一致して、今ここに集中し続ける、しっかり掴まっている、これがすごく重要です。
そうするためには、人や出来事などの外に意識を向けるのではなく、また、人の世話ではなくて、自分の世話をしっかりすることがとても大切になってくるのです。つまり、自分の感情、精神、そして肉体など、自分のバランスを取ることですよね、そのセルフコントロールを如何にしていくかが重要になります。簡単に言うと、でき得るかぎり気分よく過ごせるように工夫するということです。
例えば「この香りを嗅いでいるとすごくいい気分になる」というなら、そのアロマを嗅げばいいし、「この服を着てると気分が上がる」って感じるなら着ればいいし、「この音楽を聴いてるとすごく安らぐ」って思うなら聴けばいいし、「この色に囲まれていると最高に幸せ」っていうんだったら身の回りに置けばいい。そうして、自分を幸せにしてくれると感じられるもの、喜びや楽しさ、ワクワクを感じられるものを、できる限り自分の周りに置いて、さらに何が自分の気分をよくするのかを常に見つけ続けること。そして、それらをちゃんとリストアップしておいて、もし気分が落ちたり乱れたりしたらすぐにそれをやる。そんな風にして常にバランスをとりながら進んでいけばちゃんと本来の自分と一致し、目を醒ます方向へと進んでいくことができますから。
どんな人でもできる統合の仕方っていうのはありますか ?
とにかく自分の感情を “ただの周波数” として扱う意識がとても重要です。怒りでも憎しみでもどんな種類の感情でも、それらをニュートラルな視点から単なる形やものにして扱うことができるようになれば、それをごっそり外して、完全に手放すことができるので、これが真の目醒めに繋がっていくのです。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、自分の重たい感情を真っ黒い鉄の塊としてイメージし、強力な磁石を手で引き出して手放す統合のやり方もオススメです。もしくは、今この地球には僕たちの意識を変容させるべく、源のあらゆる性質や特性を内包した虹色の光のシャワーがたくさん降り注いで来ています。深呼吸しながらこの虹の光のシャワーが頭のてっぺんからどんどん体の中を通り抜けながら、ネガティブな感情やエネルギーを吸収しつつ足裏から流れ出ていくのをイメージするのも良いでしょう。自分の波動場に溜まっている、ネガティブなエネルギーの全てを光のシャワーで洗い流していって、最終的にはピッカピカの透明のクリスタルの身体になるのをイメージしてみてください。それだけで大きく波動が変わります。
あとはね、よくみんな壁にぶち当たるって言うでしょう? でも実はこれって壁じゃなくて扉になっているんですよ。壁に見えるものはよく見ると本当は扉になっていて、それを開けるとその先には本来の自分の意識が拡がっていて、先に進めばそれに繋がっていくことができるんです。だけど僕たちが「恐怖の先には、本当の自分の雄大な意識が拡がっていて、立ちはだかる壁だと思っていたものは、その先に出るための扉だったんだ」って簡単に気づいたら目が醒めてしまうでしょ。苦労して眠った僕たちは、簡単に目醒めちゃいけなかったから、恐怖や言い知れぬ不安という壁を立ちはだからせ、それ以上先に行かないようにしていたんです。例えば、「わー、楽しい! 」って楽しいを追いかけていっちゃうと目が醒めちゃうのね。だけど、「楽しい、楽しい」ってやっていると“わがままなんじゃないか”とか、“ 私ばっかりが楽しんじゃいけないんじゃないか ”っていう罪悪感がどっかんどっかん出てくるから引き返しちゃうわけです。本当はその「罪悪感」の先にいけば目が醒めたのに、まだ目醒める覚悟ができていないときには「ふぅ・・・危うく目を醒ましちゃうところだった」ってことになるのです。でももし、目を醒ましたのであれば、そういった不安や恐怖の壁が立ちはだかったら、それを分厚い鉄や石の扉でもいいので、目の前に立っているのをイメージで見て、それを前に向かってバターンって倒すんですよ。そして倒れたら、その扉を踏みつけてその先にポーンと踊り出る。そうするとさっきの虹の光のシャワーが祝福するように降り注いでいる場所があるのでそこに歩いていって滝のようにその光を浴びるんです。深呼吸しながらその光を浴びてさっきと同じように自分の体の外も中も綺麗にピッカピカに洗い流して、ツルッとした透明なクリスタルの身体になって立っているところをイメージしてみてください。もうそれだけで波動が変わります。
最後の質問ですが、地球を救うために今私たちができることはなんですか ?
「地球を救いたい」、または「誰かや何かを癒したい、助けたい」って思うでしょ、そうするとこの地球って、二極化されたコントラストの惑星なので、「癒したい」という意識は “ 癒される人 ” を、「助けたい」って思うと “ 助けられる人 ” を生んでしまうのです。これがこの惑星の特性だからです。だからこそ、本当の意味で癒される人、助けられる人をなくしたいのであれば、自分に集中して自分の中にある分離を統合する、それが唯一の解決策です。つまり “ 問題 ” と思っているものは僕たちの分離の意識が生み出したものなので、僕たちが統合されていけば、今まで分離で生み出してしまった様々な問題は全部溶けていくことになるのです。だからこの問題をなんとかしなきゃ、あの問題をなんとかしなきゃって、やればやるほどますます複雑になっていくのです。
世の中を見渡せば、そうした状況がたくさん見えてくるのではないでしょうか。例えば政治や経済の問題一つ取ってみても一生懸命こんな対策、あんな対策ってやればやるほど複雑になっているのがわかりますよね? だから、それをもう終わりにして、みんなが自分に集中して自分の中を一つに統合していくことが大切なのです。究極これしかありません。戦争反対といって、戦いの周波数を使っていたらそこからは新たな争いしか生まれません。戦争は決して解決せず、平和は訪れない。だからこそ、先ずは自分が平和そのものになることが大切。「癒したい」ではなく、“ 自分を癒すのが大事 ”、「助けたい」ではなく “ 自分を助ける事が先決 ” 。つまり誰のせいでもなく、自分の人生に100%の責任を持ち、自分で自分の世話をするということ。これを一人一人が確実にできるようになったとき、問題と思っていたものは全て解決するでしょう。
インタビュー・編集 : 小泉いな子
協力 : 日野さちほ